こんにちわ めいきです
今の時期 早朝の晴れた時間帯に、夜空を見上げると意外と星を観ることが多くなってきました、空気が澄んでおり地上の明かりも少ないのが原因かと思われます、東南の空にひときわ輝いて見えるのは、なんという星だろうと自分なりに 考えたりしますあれはきっと金星かなー・・・などと思いめぐらすことも良くあります。そんなことを考えていると 気分もスッキリするのは私だけでしょうか!
ところで最近話題になっている「はやぶさ2」発射から既に6年もたっていたんですねー私たちは今年に入って「新型コロナウィルス」感染拡大で殆ど忘れていたのが事実です、しかし「はやぶさ2」のスタッフの皆さんは、プロジェクト成功のために 日夜努力されていたんですねー。
「初代はやぶさ」カプセル地球に帰還!
さて暗いニュースが多い中、久々に明るいニュースが流れました、はやぶさ2が 無事帰還今回のプロジェクトの前の初代のプロジェクトを考えていきたいと思います。
今から17年前の2003年5月9日に打ち上げられました、2005年9月12日に約20億キロを旅し、小惑星「イトカワ」に到着しミッションをすべて終えた後「はやぶさ」は制御不能に陥ってしまいました、姿勢制御を行うための科学エンジンに燃料漏れが発生し、その後7週間にわたり通信が途絶えるという深刻な事態となり、予定されていた地球帰還は大幅に遅れることとなりました。
その後2007年4月に「はやぶさ」
「はやぶさ2」カプセル地球に帰還!6年間52億キロの快挙!
さてここからは「はやぶさ2」
「JAXA」としては既に次のプロジェクトを立ち上げていました、ミッションとしては「はやぶさ」の後継機としての「はやぶさ2」です、このミッションは「小惑星プルリターン」を行うもので、初代「はやぶさ」は世界で初めて小惑星から表面の物質を持ち帰ることに成功しました!
しかしそのミッションには多くのトラブルがありました。「はやぶさ2」では「はやぶさ」の経験を生かし、よりトラブルを少なくする確実なミッションを目指します。そして「はやぶさ」が探査した小惑星「イトカワ(S型)」とは別の種類の小惑星(C型)を探査することにより、惑星の起源だけではなく「地球の海の起源や生命の原材料も探求するといった壮大なミッションになります!
「はやぶさ2」基本的には初代「はやぶさ」で行ったミッションを継続するのです。但し より確実にミッションを行えるよう、信頼性を高めるさまざまな改良を加えられています。又その一方で、小惑星表面に人工的なクレーターを作り、地下のサンプルを持ち帰るといった、新しい技術にも挑戦していきます。そして太陽系天体探査技術を向上させることも「はやぶさ2」の重要な目的でもあるのです!
そして「はやぶさ2」の目指す小惑星は「りゅうぐう(162173)」です。この「りゅうぐう」には、太陽系が生まれた頃(約46億年前)の水や有機物がどこでできたのか等の疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的です。更に惑星がどのように生まれたかの調査も「はやぶさ2」の目的です、すなわち「太陽系の誕生と生命誕生の秘密を探るミッション」だったのです。
「はやぶさ2」は2014年12月3日に打ち上げられ2015年12月3日の地球のスイングバイを経て2018年6月27日に小惑星「リュウグウ」に到着、全てのミッションを終了し「リュウグウ」を出発、2020年末に帰還する予定です、そして予定通り帰還の成功となり、この新たな挑戦により、太陽系天体への往復探査技術を確実なものにするとともに、太陽系や生命誕生の秘密に更に近づくことが出来ると期待しています。
まとめ
このプロジェクトは初代「はやぶさ」と「はやぶさ2」のことを書かせていただきました、このプロジェクトには様々な、方がかかわっておられます。一度に書くのは少し無理があるので後日 又改めて書かせていただきます。
いづれにしても今回の「はやぶさ2」は「はやぶさ」での”失敗や計器の問題点を徹底的に見直し 全てにおいて完璧に仕上げられました。そういったことから大気圏突入の美しい映像は見事でした、およそ52億キロの旅の一区切りです、今後の研究結果が楽しみです。しかし「はやぶさ2」はつぎの目的地「1998KY26」へ約10年かけて既に向かっています、まだまだ「はやぶさ2」の冒険は続きます!
今回はこの辺で失礼いたします、最後までご覧頂きまして有難うございました。
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